全身のつながりと矛盾しないアイソレーション(分離)とオポジション(拮抗)
「アイソレーション(特定の部分だけを動かす)」という言葉は、ダンスや身体訓練で良く使います。しかし、「全身がつながっていること」と「特定の部分が独立して動くこと」が矛盾するわけではありません。
この記事では「全身のつなりと矛盾しないアイソレーション(分離)とオポジション(拮抗)」について解説しています。身体はひとつのシステムであることや、身体の軸と手腕・足脚、声や呼吸などを含めた身体全体のつながりの全体像については、まず以下の記事をご覧ください。
![]()
1. アイソレーションの再定義
アイソレーション(分離)とは、他の部分を固めて動かさないことで実現しようとすると、身体の中で戦いが起こります。全身がつながっていることでお互いに影響を受けながらも、特定の部分が干渉されずに独立して見えるように動くことができるのだと思います。
2. 歌とダンスと日常生活
一つの身体を共有するため、腕の動き・脚の動き・声を出すことが自由であるためには、それぞれがお互いに干渉されない必要があります。
3. 自由のための条件
自由であるためには条件があります。思いつくままにあらゆる動きを実行することが自由とは限らないからです。それぞれの部位が必要最小限の力で拮抗し、お互いに影響し合うけれども干渉はしないことが大切です。