今回のブログ記事も私個人の考えです。詐欺については全くの素人です。素人の私がなんとなく思っていることを書こうとしているだけなので、何かあったら迷わず警察に連絡をしましょう。最近の詐欺はかなり複雑になっていて、難しいなと思ったので、初期のオレオレ詐欺のことをアレクサンダー・テクニークの視点から書いてみます。
その流れは、
- 息子や孫を装って電話をかけてきて、お金のトラブルにあったことを伝えてきます。
- その後、自宅を訪問するか、銀行のATMを操作させるかして、お金を要求し受け取ります。
1.では、習慣や思い込みから癒着した反応を誘います。「大事な息子や孫が困っているからできることをしてあげたい」「よくない噂が広まる前に解決してしまいたい」などなど、本当は良いことであろう、刺激に対してのこの反応が強く染み付いているがために、他の可能性を考えることなく、決まった行動を起こしてしまう人を狙っているわけです。「もしかしたら詐欺かもしれない」ことに気がつくためには、刺激に対して抑制/inhibitionが必要です。詐欺じゃなかったとしても、その抑制/inhibitionは悪さをしません。しかし、相手もそのことを分かっていて、たたみかけたり、焦らせたりするなどして、抑制/inhibitionを差し込む時間を与えないようにしてきます。2.に至るまでの何処かで抑制/inhibitionの時間をとって、別の可能性、別の対応があることに気がつくといいのですが。
これは、アレクサンダー・テクニークを身に着けた人は詐欺に騙されない、と言っているわけではありません。
人間のそういった間違ってしまう自分の使い方が利用されているな、と思ったわけです。
<本文中に関連するリンク>
思い込み(思考が身体の邪魔をする)に関する記事
抑制(inhibition/インヒビション)に関する記事
間違った自分の使い方に関する記事