人間とパソコンを比べてみることをブログにしようと思ったのは、AIがしきりに「アレクサンダー・テクニークは人間のOS(基本ソフトウェア)だ」と言うので、「本当にそうなのか?」と考えたことに始まります。
人間とパソコンの第1回で、「人間はOSにあたるものも産まれたときから既に持っています」と書きました。
OSにあたるものを後からインストールするように取り込むわけではないからです。「首が楽で、頭が前へ上へ、背中が長く広く⋯」というのは、その産まれたときから持っているOSがどうあってほしいのか、その理想の姿をアレクサンダー・テクニークの共通言語で表現しているだけで、誰にでも備わっているものです。そのOSの資源管理として、負荷の偏りを解放して、負荷を全身に分散するというメンテナンスは、アレクサンダー・テクニークの得意とするところです。
私は、一旦ここでは、アレクサンダー・テクニークは人間のOSではないと書いておきます。アレクサンダー・テクニークは、全人類共通のOSが(そのOSの機能の組み合わせで日常生活も社会生活も職人的な何かも全て網羅してしまうのですが)機能的であるためのツールのひとつだということです。