ヴォイスワークのレッスンで舌のことを教えてもらいました。
まず、言葉なり歌なり何か音声を発する時、舌が必要な動きを自由にできないでいることがあります。舌が必要な動きをすることを遮っている何かがあるからですが、そうすると、顎や唇が代わりにその仕事をお手伝いしにきます。顎や唇が不必要な緊張を生んでしまうのはそのためですが、同時に舌が働かないことを許してしまうことになります。
そこで、レッスンでよくやることとして、舌を動かしながら顎が不必要な連動をしないようにします。顎を指で抑えたりしますが、このとき、あごを完全に固定することは本当にしたいことではありません。これはアイソレーションであり、舌と顎を動かすときは、お互いのの邪魔をしないでいることを目指すけれども、お互いに影響し合います。ということは、舌と顎はお互いに動かそうとしている相手の影響を受け、陰ながらそこのサポートをします。お互いに不必要な緊張を生むことは望んでいません。
舌と唇も同じことです。
そうして、舌の内部にもアイソレーションはあるということです(私の解釈ですが)。舌は大きな筋肉のかたまりですが、その内部は何種類もの役割の異なる筋肉の集合体です。その役割の異なる筋肉同士はお互いに影響し合いお互いにサポートをしていますが、お互いに邪魔をしないでいることを目指します。
先生の声掛けによって舌で特定の動きをしたときです。舌が小さく小刻みにプルプル震えていました。これは、働いていない筋肉と働きすぎている筋肉が舌の内部に存在していて、働きすぎている筋肉が不必要な緊張を解こうとしているサインなのだそうです。