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いつでも振動できる自分

アレクサンダーとフースラーとヴォイスワーク

「身体は重力に対して上に向かうupの力と、身体全体が拮抗を保つ必要最低限働く力を持って、良い使い方でいる」と、いつでも動きだせる自分でいられます。首から上はその良い使い方でいると、いつでも動き出せる自分でいられるとともに、いつでも振動できる自分でいられるのではないか、と思います。

自分を休ませるたびに、身体は重力に対して上に向かうupの力をなくし、身体全体が拮抗を保つ必要最低限働く力をなくすと、活動を始めるたびに、身体は重力に対して上に向かうupの力を思い出し、身体全体が拮抗を保つ必要最低限働く力を思い出さなくてはいけません。この場合は、自分を休ませるたびに正しく振動できない自分と正しく振動できる自分を行ったり来たりすることになります。歌っている間にこれが起こると、フレーズや言葉の立ち上がりが遅くなります。フレーズの途中や最後でふにゃっとなります。

そうして、自分を休ませる時だけではなく活動するときも、身体は重力に対して上に向かうupの力を忘れ、身体全体が拮抗を保つ必要最低限働く力を忘れてしまっていると、歌い始めから歌い終わりまで、正しく振動できないことになります。

正しくいつでも振動できる身体(自分)でいること。そうすると、フレーズや言葉の入りもスムーズに入れるのだと思います。いつでも振動できる自分でいるために、良い自分の使い方でいたいわけです。


<本文中に関連するリンク>

間違った自分の使い方に関する記事

重力に対して直立するに関する記事

拮抗することに関する記事

masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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