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自由のための条件

アレクサンダーテクニークとは

思いつくままに全てを行動にうつしてしまう人は自由とは限りません。なぜなら、習慣や思い込みの奴隷になっている可能性があるからです。

アレクサンダー・テクニークで自由でいるということはどういうことか。身体の各部位が自由であるということは、身体の各部位がお互いに影響し合うけれどもお互いに邪魔をしないということです。心も身体と影響し合っているのでした。なので、心と身体が自由であるということは、心と身体はお互いに影響し合うけれどもお互いに邪魔をしないということです。他の人と自分も影響し合っています。「私は他の人の影響を受けない」、という人がいるかもしれません。残念ながら、そういう自分の言動が他の人に影響を与えています。「私は他の人の影響を受けない」と考えているそのこと自体が、誰かの影響かもしれません。そうして、他の人と自分が自由であるということは、他の人と自分は影響し合うけれどもお互いに邪魔をしないということです。話を広げるとどこまでも広がってしまうのがアレクサンダー・テクニークではありますが、他の専門分野には触れません。

そういった邪魔というのは、習慣や思い込みから起こります。自由であるためには条件があるのです。その条件を満たしていれば、やってはいけないことはない、ということになります。子どもに対して自由であれ、というのは、自分や他人をを邪魔してしまう何かを子どもは自分で判断できないため、そこを教える人が必要になる、とF.M.アレクサンダーは書いています。

masako

masako

アレクサンダー教師始めました。 東急東横線学芸大学の近くでレッスンします。

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