歌のレッスンのときに、「発声練習ばかりやっていてはだめ。歌う時に使えないと意味がない」といわれたことを思い出します。歌にかぎらず、身体を使うこと全体にもいえることです。
身体のある一部を鍛えるトレーニングを毎日したとして、それをどのように日常生活に使うのかわかっているか、ということです。脚をせっせと鍛えたところで、トレーニングが終わったら今までの生活に戻るようでは、身体全体のネットワークの中の一つとしての脚の使い方は身につきません。そもそもそのトレーニングは今の日常生活に本当に必要か、どのくらい必要かということもあります。全体のバランスが大切です。
歌う時の戒めとして。
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