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包丁で食材を切るときの自分の良い使い方

アレクサンダーテクニークとは

串打ちの仕事で久しぶりに痛いこと起こりました。右腕の肘と肩の間なので、関節でもなく、普段はなんともないので、骨でもなさそうです。そんなことあるのか?筋肉がどういう状態?と思って、あまりひどいようなら病院に行こうとも思いながら、自分を観察してみました。

まず、日常生活ではなんともありません。串打ちの仕事では、串を打っているときにも何も起こりません。包丁を手にして肉を切る、そのときだけ、包丁を持っている右手にだけ起こる痛みです。包丁を使うときに自分の悪い使い方が発動してしまっていました。完全に切る前から「切れる気がしない」という思い込みが始まっています。まだ切っていないのだから、包丁の切れ味はまだわからないはずです。

肉の状態によっても違ってくるかもしれないのに。とにかく、「切れる気がしない」から右手に力が入り、肉を相手に包丁と格闘します。もうぐちゃぐちゃです。

そんな感じで2,3日痛いのが続いたので、なんとかしなくてはと思い直しました。その間、「切ってみて切れなかったらそのときに包丁を研げば良い。ただそれだけだよね。」と自分に言い聞かせるのですが、それだけでは止まりません。そこで、職場の人に「遅い!」と言われるのを覚悟で、確実に包丁の切り方を変えることで、今までの切り方を封印しようと思いました。包丁が自ずから肉を切っていく、肉が切れていく、肉が切れるから包丁が入っていく、自分の意図とは別のところで肉が切れていくんだと思って包丁を動かすことにしました。すると、サーッと気持ちよく肉が切れていきました。なんだ、包丁はよく切れるんじゃないか、と思うわけです。私の思考が邪魔をして身体の使い方に影響していました。

新しい切り方は、動きは速くはないけど、肉と包丁相手に格闘してぐちゃぐちゃするよりははるかに速かったと思います。それで、そうしている間は、右腕は痛みが全く起こりませんでした。

不必要な習慣・癖として身につかないように早速裏庭の雑草取りです。

それからは、家で包丁を使うときも、初めて包丁を手にした気持ちで、食材と包丁のことを考えながら切っています。

<本文中に関連するリンク>

動きの中の不要な緊張をやめる(inhibition/インヒビション)に関する記事

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思考の癖をやめる(inhibition/インヒビション)に関する記事

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masako

主婦であり串打ちの仕事もするアレクサンダー教師。 アレクサンダー・テクニークのレッスンを東京都目黒区にて楽しくわかりやすく、伝えていきます。 アレクサンダー・テクニークの理解につながるものはなんでもチャレンジ。ということで、現在は、歌(コーラス多め)、ダンス(soul&lock)、パントマイム(基礎)、をやっていますが、やりたいことが増えてきてます。合唱は高校のときから続けていますが、ピッチパイプを買ったのは最近です。これはハーモニカに似ていますが、吹き方によって音が下がってしまうので、ものすごく自分の使い方を試されます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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