屈伸運動は、足首と膝と股関節を折りたたんでしゃがむのが縮まる動きで、足首と膝と股関節を伸ばして立ち上がるのが伸びる動きだとずっと思っていました。
けれども(いまさら)、最近気づきました。足首と膝と股関節を折りたたんでしゃがむのが伸びる動きだということに(トータルで伸びていても部分的には縮んでいるところがあるかもしれません。そこは専門の方に聞かないと答えられません)。
ストレッチ素材でないズボンを履いたときです。しゃがむとズボンが上にずり上がっていきます。お尻のあたりもいくらか余裕があったはずなのにしゃがむとピチッとズボンの生地が引っ張られていて、ここも伸びているのかなと思わせます。詳細に考えてみようとしたのですが、考えるほど自分がよくわかっていないことがわかりました。
それでも、しゃがむと伸びていると思ったのは、ダウン素材のズボンを探したときです。ダウン素材のズボンは伸び縮みする素材で作るのは無理なのか、普通に売っているのは前面だけダウン素材で背面は別の伸び縮みする素材でできていました。どうしても背面もダウンがよくて、更に探したらありました。アウトドア用品でとても高かったのですがSサイズを買いました。それは、Sサイズなのですが、ウエストから足首までがとても長いのです。「これは長すぎるだろう」と内心思いながら履きました。しゃがんでみてわかりました。しゃがんだときにぴったりなようにできていたのです。
最近のズボンは、ジーパンですら伸び縮みする素材でできていたりします。それだけ、脚の筋肉やその周辺の組織、表皮も伸び縮みしているんだろうなと思います。筋肉とその周辺の組織を縮めて固めたままだと(この場合関節もロックされている可能性があります)しゃがむ動作はできません。
<本文中に関連するリンク>
動きの中の不要な緊張をやめる(inhibition/インヒビション)に関する記事