運が悪く声が出なかったり、運良く声が出たりするのは、声を出すという行為が無意識で、全くのブラックボックスになってしまっているということです。
「ブラックボックス(Black Box)」という言葉は、使う場面によって少しずつニュアンスが異なりますが、基本的には「内部の仕組みや構造は分からないが、外部からの操作に対して何らかの結果を返すもの」を指します。
by Gemini
声が出ないときの自分を観察し、声が出るときの自分を観察し、声が出るまでの通り道を意識的(過剰に意識しすぎるのもよくありません。無意識ではない、というニュアンスです。)にすることがアレクサンダー・テクニークのやりたいことです。
スポーツマンはなぜか「調子が悪い」と思うことがある。うまくプレイするときに本能的に使う手法を、意識的に記憶していないからだ。
F.M.アレクサンダーによる著書4作の要約 アレクサンダーテクニーク 第1部第2章3意識的ガイダンスとコントロールのプロセスからP15
声が出るとき出ないときのアドバイスをもらったとしても、自分がやっていることに対して無意識でブラックボックスなままそのアドバイスを取り入れても、うまくいきいません。運がいい確率が少し増えるかもしれませんが、結局運が良ければ声が出るし、運が悪ければ声がでないことになります。
スランプになるという状態も、自分がやっていることに対して意識的になれば、おそらく抜けられると思われます。
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