フースラーのレッスンを受ける自分が少し変わってきました。
もちろん声帯が振動しているのですが、楽器の箱としての自分の身体も振動するわけで、ハミングのnnnや有声子音のzzzはその入口に過ぎないと思い始めています。そうして自分が振動するためには、アレクサンダー・テクニークでいうところの首は楽に・頭は前へ上へ・背中は長く広くから始まり、全身の筋肉とその周辺の組織が不要な緊張のない必要最低限の仕事をしていて、全身の関節はいつでも動き出せるように適切な距離をとるのだと考えます。
そう考えただけでとりあえず、上半身と両腕が振動するところまできました。筋肉とその周辺の組織や関節を固めていると響きはどう違うのでしょうか。
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