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デンタルフロスとタオル

アレクサンダーテクニークとは

デンタルフロス

デンタルフロスを使うときに、指に巻くと指が痛くなるので、ペンのような硬い棒に巻き付けて使っています。ここで書きたいことは、フロスを歯の間に差し込んで引き抜くという行為のことです。今までは、歯の間に差し込むときも引き抜くときも、「エイヤッと」力任せにやっていました。そんな自分を観察したら、全身に力を入れていたので、これはやめられるやつだ、と判断しました。

もしかしたら若い時と今とで歯の状態が違ってきているのかもしれませんが、フロスが歯の間を通るのは、フロスにしかわからないタイミングなのだ、フロスに任せようと思うことにしました。そうしたら、そんなに力を入れることなく楽にフロスを差し込み引き抜くことができました。若い頃に同じようにできたかどうかはわかりません。

タオルで手を拭く

手を洗った後タオルで手を拭くときに、タオルで挟んだ手をもう片方の手でぎゅっと握りしめてそこからものすごい力で手を引き抜いていました。タオルによってはなかなか思うように水分が拭き取れないこともあって、ごしごしこするようになっていったものと思われます。

確かに、すぐには拭き取れないこともあるのでやろうとしていることはわかるのですが、タオルによっては、思いっきり握りしめたからといって水分がすぐに吸収されるというものでもないものもあると思います。要するに、自分の手の濡れ具合とタオルの様子(水分の吸収しやすさ)を確認もしないで毎度同じ用に力を込めてタオルを手に押し付けて引き抜いていたわけです。まぁ、急いでいる時とかはそうなるかもしれません。これは、眼の前にあるものを持ち上げるのに、ちょうどいい必要最小限の力を探すことなく、「これだけの力を出せば少なくとももちあがるだろう」的な予想のもと過剰なエネルギーを使って持ち上げるのと同じです。少なくとも、手を拭くたびにそんなにごしごししていたら手の皮膚に良くないんじゃないか(乾布摩擦的な考えからすると反対に良いのか?)、というのと、濡れた手を拭くのに、いつもそんなにごしごしする必要もないだろうという考えから、手に負担のない拭き方を探しているところです。


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masako

アレクサンダー教師。 アレクサンダー・テクニークのレッスンを東京都目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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