以前の私は、腹直筋やみぞおちを使おうとして、横隔膜と肋骨が動くために関わる筋肉とその周辺の組織を緊張させて固めてロックさせていたと思われます。そのために、フレーズの途中で息が続かなくなっていたということです。空気は肺の中にまだあるのに、横隔膜と肋骨がロックされてるから吐き出せないのです。息を吸うときも、もし同じことをしていたとすれば、吸うことも十分にできていなかったはずです。これは、緊張とは別の問題です。緊張していないけど、横隔膜と肋骨をロックさせていたから、空気が吸えない吐けない息が続かない、ということです。
このときは、「もっと空気を吸って」とか「空気が吐ききれていない」とかいう言葉は、そのとおりなのですが、横隔膜と肋骨がロックされているためにできません。アレクサンダー・テクニーク的には、横隔膜と肋骨が動くようにさせてあげる、つまりその固まっている筋肉の緊張を除けるようにもっていくのが解決方法です。そうしてその先では、横隔膜と肋骨がロックされないで目的を達成する方法を見つける必要があります。
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