アレクサンダー・テクニークで思考がループするとか、
意識が中に入ってしまう時
のことを取り上げるのは、そうしている時の自分の使い方、身体の使い方のことを見ています。ループしている思考の中身や意識が内側に入っているときに何を考えているかということは取り上げていません。確かに、思考がループしていたり意識が内側に入っているときは、自分を良くない方に持っていってしまうことを考えていることが多いのは否めません。けれども実は、思考の中身が心配事ではなく普通に夕ご飯の準備のことを考えているだけでも、旅行の計画を立てているつもりでも、自分の使い方が悪くなっている可能性があるということです。もちろん、自分の使い方を良くしていったら、思考の中身も変わっていくということが起こりうるのも事実ですが、それはアレクサンダー・テクニークの視点から言うと、結果でしかありません。
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