アレクサンダー・テクニークの上に向かう内在している力(up)は、直立していることそのものであり、non-doing(余計なことをしない)のupです。それと比べると、ダンスのupは直立だけではない何かをやっているupではあるのですが、様々な動きの中でこのupをすると動きが安定します。
このダンスのupをやり過ぎないで、アレクサンダー・テクニークでいうところの上に向かう内在している力(up)に近づけることはできるのか、そうすると、今度はアレクサンダー・テクニークのupに近づけたダンスのupを日常生活に取り込むとどうなるのか、気になるところです。
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