3月、Workshop アレクサンダー・テクニークの基本原則(全5回) を大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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寝ている間の方向づけ

アレクサンダーテクニークとは

一日一回夜になると私達は眠ります。個人差はありますが、日頃顎を噛みしめる習慣がある人は、寝ているときにも顎を噛みしめ、ときには歯ぎしりをします。これを、日常的に気が付かずに無意識でやってしまっている習慣というのは、寝ているときにもやってしまっているのだと以前に書いたことがあります。だから、寝ているときの自分を変えることはできないのだと思っていました。

そんな2026年の1月。右腕が痛くなってきた私はワラにすがる思いで、寝る直前に布団の中で、頭と首と背中のことを考え、身体が長く広くなることを考えて寝ました。とても強く考えて、このままでは寝れないんじゃないかと思うくらい考え続けました。そうしたら、次の日の朝、パカッと目が冷めたのです。まるで、小学生のときに「明日は遠足だ」とわくわくしながら寝たら次の日の朝ぱっちり目が冷めたような気分でした。スマートウォッチのメッセージにも「前日の夜は興奮して眠れなかったのでは?」とありました。このとき思ったのです。寝る前に考えたことが次の日の朝まで続いて自分の身体に影響を与えているのではないかということを。次の日も同じことをしたところ、夜中に眼が覚めてしまったので、やり方を変えることにしました。

そこで寝る前に布団の中で、頭と首と背中のことを考え、身体が長く広くなることを考えて寝ました。が、今度はそんなに強く考え続けないで、一度考えたらあとはそれが続きやすいように身体に働きかけるだけにしました。次の日の朝、目覚めは良かったけれども、夜中に目覚めることもなく、眠ることができていました。スマートウォッチのメッセージも「前日の夜は興奮して眠れなかったのでは?」というメッセージはなくなりました。

それで、それから毎日、寝る直前に布団の中で、頭と首と背中のことを考え、身体が長く広くなることを考えてから寝ることを続けました。朝起きると、腕に力が入りません。腕が今までの腕と違ってきたのです。背中とつながるようになれば、力が入るのではないか、と思って試行錯誤するのですが、そのうちやりかたが見つかるだろうと思って、放っておくことにしました。串打ちの影響か五十肩の名残かで、腕を上げるときに微妙に痛かったところの痛みがなくなっていました。串を打つときも包丁を使うときも腕が痛むことはなくなりました。

明らかに寝る前に布団の中で、頭と首と背中のことを考え、身体が長く広くなることを考えて寝たことが、寝ている間の自分に影響を与えて次の日の自分の使い方を変えていました。ということは、寝ているときに歯ぎしりする人は、寝る前に顎を噛みしめる自分の使い方のまま寝たから、寝ている間にもその影響を与えて歯ぎしりをしていたことになります。顎をかみしめない自分の使い方ができるようになって、夜寝る前に布団の中で顎をかみしめない自分でいられれば、寝ている間の歯ぎしりは無くなっていくことができるのではないかと思います。

催眠術も自己暗示も使われないはずなのに、寝ている間はどうなんだ、という疑問はありました。でも、催眠術も自己暗示も、自分の意思とは関係のないところで自分の身体に変化を起こそうとしています。思考と身体は別のものだというのが前提の取り組みです。そう考えると、寝る直前の方向づけが寝ている間も続いているだけのことで、催眠術や自己暗示とは違うんじゃないか、と思ってみるのですが、どうなのでしょうか。

masako

主婦であり串打ちの仕事もするアレクサンダー教師。 アレクサンダー・テクニークのレッスンを東京都目黒区にて楽しくわかりやすく、伝えていきます。 アレクサンダー・テクニークの理解につながるものはなんでもチャレンジ。ということで、現在は、歌(コーラス多め)、ダンス(soul&lock)、パントマイム(基礎)、をやっていますが、やりたいことが増えてきてます。合唱は高校のときから続けていますが、ピッチパイプを買ったのは最近です。これはハーモニカに似ていますが、吹き方によって音が下がってしまうので、ものすごく自分の使い方を試されます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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