5月、Workshop F.M.アレクサンダーのストーリーを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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動作を先読みする

アレクサンダーテクニークとは

レッスン生の手を取ると、そのとたんレッスン生は手を上げようとしたり手を下ろそうとしたりするときがあります。しかし、そのときのアレクサンダー教師は、手を上げてほしかったわけでも手を下ろしてほしかったわけでもありません。手をとると、そのときの腕の状態(経験豊富な先生はそれだけではないかも)がわかるから手をとるのです。

横になっている時、枕の高さを変えようとしてレッスン生の頭を持ち上げようとすると、横になったまま首の力だけで頭を持ち上げてその状態を保ってくれるときもあります。首を楽に自由にしてもらいたいアレクサンダー教師はそういうことを望んではいません。頭に手を置いて枕の高さを変えるために持ち上げるのは、トレーニーの間に訓練されます。

それらは、頭で考えて一緒にいる人のことを気遣って動いているときもありますが、考えているつもりもないのに身体が動いているときもあります。それは言われないと気が付かないばかりか、言われてもやめられないこともあります。これでは頭で考えていることと身体がしていることが一致していません。筋感覚を育てるためにも変えていく必要があります。まずは、アレクサンダー教師の声掛けによって動いてしまうことをやめていきます。


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masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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