ダンスのレッスンでよくやるアイソレーションは、頭・肩・胸・腰、を前後左右に動かすことをやります。
パントマイムのレッスン(まだそんなにたくさんは行っていないけど)でアイソレーションをやったときは、そうか、ここでもやるんだ、と思いました。少し違ったのが、頭を動かすのに、頭と首の境目で動かすことと、肩と首の境目で動かすことが別になっていることでした。これは、ダンスでは頭を動かすことで一緒くたになってます。それから、腰を動かすのに、肋骨の下で動かすことと、骨盤の上部で動かすのが別になっていました。その後で、ダンスでも同じことをする先生がいたので、ジャンルに関係なく、先生によるのかなと思ったりもします。
ここで、アイソレーションはもっと広いんだなと思ったのが、アレクサンダー・テクニークではまた違うということです。アレクサンダー・テクニークではアイソレーションという言葉は使いませんでした。なので、私が勝手にアイソレーションなのではないかと思っているだけです。頭・肩・おへそ・腰、を背骨の周囲を回すのです。「え、なに?」と振り向くように。
そうして、ヴォイスワークでは、先生はアイソレーションという言葉を使っていましたが、やっていることはアレクサンダー・テクニークと同じことでした。違っていたことは、膝・足首も振り向くことです。実際にはそんなに大きく動きませんが、「身体全部使って振り向く」ときには、膝も足首も動くので、それをやっているのだと思います。
長らくやっているアイソレーションですが、本当のところはまだよくわかっていません。私の身体にはまだまだ自由になりきれていないところがあってどこかを動かすと他のところもついて行っちゃうのです。きっと課題をたくさん抱えているんだと思います。
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