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顎を噛みしめる不必要な緊張に気づいていきたい

アレクサンダーテクニークとは

先日、朝起きたら顎が痛くて口を開けることもできませんでした。顎の筋肉が頑張る必要もないのに頑張って口を閉じようとしているので、「寝ているときになにかやってしまったのかもしれない。一時的なものだとしたら時間が経てば治まる(いつもの自分に戻っていく)だろうから、しばらくそのままにしておこう」と、あわてていろいろやろうとしないで、静かに様子をみていました。そうしたら、そんなに時間がたたなくても、その頑張りは消えていきました。痛みに慣れて痛みを感じなくなったわけではありません。口を開け閉めすることができたからです。

口を楽に開けるのがどういうものかわからなくて困っていた私ですが、顎を噛みしめる筋肉が頑張っていてそれを痛いと感じたのは初めてです。今までは、顎を噛みしめる筋肉が頑張っていても、それがあたりまえで痛いともなんとも感じなかったのですから。なので、今までよりは顎を噛みしめる筋肉が不必要な緊張を手放し始めたかな、と思っているところです。

ここにいたるまでやってきたことは、おそらく同じことに困っている他の人と同じことではないかと思われます。

最初に顎関節症の人のためのストレッチというのをインターネットで検索してやってみました。「私は顎関節症ぽいよ(ぽいので、はっきり顎関節症だというほどでもなかった)」と今まで周りの人に言う原因になっていた顎の不調はなくなりました。

顎を噛みしめる筋肉の起始停止部分を口のなかから手で押さえてみました。起始停止の部分を刺激すると筋肉が緩むというのをどこかで見たからです。歯を磨く時のように自分で口を開けるときにやると、楽に開けることができました。けれども、手を口の中に入れないと楽に開けることはできませんでした。

次にヴォイスワークの先生から教わったことは、「唇が閉じているときはたいてい噛みしめているから、唇は薄っすらと開けておいて」ということでした。口を開けていたら口呼吸になってしまうんじゃないか、と思ったのですが、やってみると意外と口呼吸にならないでいられました。

もうひとつ、ヴォイスワークの先生に教わったのは、アレクサンダー・テクニークの学校の先生がやっていることと同じ手の使い方でした。そうか、と思って鏡を見ながら自分でやってみると良いように見えました。

今はこの段階です。そうしたら、朝目が覚めたら顎を閉める筋肉が痛かったのです。寝ているときに顎を噛みしめる習慣をやってしまっていたのかもしれない。今度こそ、顎を不必要に噛みしめる緊張に気付けるようになっていけるといいなと思っています。


<本文中に関連するリンク>

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masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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