あるときふと思ったのです。ボードゲームって、刺激と反応だよねと。
将棋がボードゲームだとすると、相手がコマを進めるという反応が、自分にとっての刺激になります。そうすると自分の番になって、どのようにコマを進めようか考えるわけです。そうして、考えた結果コマを進めることが自分の反応であって、相手にとっての刺激となる。そうやって続いていく。そう、刺激の後、反応の前にちゃんと考える時間があるんです。
将棋のときには、相手が考えているときも考える時間が自分にもあるし、予測がついていて、「こう来たらあそこに打とう」、というときもありそうです。だけど、もし、ある場面で「そう来るならこう打つぞ」みたいな決まったパターンがあるなら(ないかもしれないけど)、この人ってこう打つよね、と周りから言われることになります。これが、その人の特徴だったり個性だったりします。
そういう自分の打ち方を変えたいな、と思ったら、「いつもならこう打つんだけど、他にも違う打ち方があるかもしれない」と、自分の番になったときに考える時間をとります。その結果、いつもと同じ打ち方をするかもしれないけど、違う打ち方をする可能性がでてきます。
将棋の話はここまで。
アレクサンダー・テクニークでいうところの習慣というのは、刺激の後考えることなく反応してしまうことです。繰り返しそうしてきたために、決まった刺激のときには決まったパターンとしての反応をします。それがその人の特徴だったり個性だったり、ときには遠くから歩いてくるのが誰かわかるものだったりします。
アレクサンダー・テクニークでは、日常生活で自分がやっている習慣や癖を変えていきたい・なくしていきたいときには、そうやって(上の将棋の話のように)刺激の後に時間をとって、考えることで、今までと違う反応ができるようにしていきます。
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