5月、Workshop F.M.アレクサンダーのストーリーを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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感情を声に変換する

アレクサンダーとフースラーとヴォイスワーク

感情が「外界への内臓の反応を脳が解釈したもの」であるならば。そうして、声(声帯振動を含む身体の振動)が「内臓の音」であるならば、人間を含む動物が発する音声は、外界への内臓の反応をそのまま音にしたものということになります。人間にあてはめて言うと、感情をそのまま音にしたものが声ということになります。

動物は多分そのままだと思います。外界からの刺激に対して発する音声は、自分が感じたものをそのまま音にしているはずです。猫の「ゴロゴロ」「シャー」犬の「グルルル」など、声と表現するにはあてはまらないようなものも、全て内臓で反応した自分の感情をそのまま音にしているのです。

現代人は、「外界への内臓の反応」(刺激)と、「内臓の音」(反応)との間にいろんなものをへだててしまって、それが邪魔することで感情が正しく声に変換されていないのではないか、とは私の頭の中で出来上がってしまった仮説です。もちろん、人間としてその「外界への内臓の反応」(刺激)と、「内臓の音」(反応)との間には、outputを選ぶための時間は必要です。そのoutputを選ぶための時間が、「外界への内臓の反応」(刺激)と、「内臓の音」(反応)との間を邪魔しないことが大切です。


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masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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