BLOGブログ

Something comes to mindあんなことやこんなこと

6

首肩が重くなってきたとき

アレクサンダーテクニークとは

気がついたらボーッとしてきて、首と肩が固まってきて動きが悪くなるときがあります。最近はあまりないのですが、串打ちの仕事をしている間に起こったことがあります。このままでは腕が動かなくなるという危機感を抱いてどうするのがいいか考えました。

首が動かないときはその天辺にある頭も動きません。視界もぼやっとしていたので、頭が動かないなりに目を動かしていろいろなものを見るようにしました。ただそれだけなのですが、次第に視界もクリアになり、あたまと首が動くようになってきました。肩も軽くなり、問題なく仕事を終えることができました。

専門ではないので大雑把な説明です。頭蓋骨の後頭部下に小さい筋肉がいくつかついていて頭の動きを制御しています。それが目の動きと連動しているらしいのです。目を動かしていろいろなところを見ているうちに頭蓋骨の後頭部の小さな筋肉が動くようになってきたのではないかと考えます。

アレクサンダーの熱心な生徒であり信奉者でもあるアンドリュー・マードック博士は、身体的習性(からだの動き、振る舞い)におけるプライマリーコントロールというアレクサンダーが見つけた基本的な真実について、解剖学の言語でどのように説明できるのか、困難を極めていた。
・・・中略・・・
彼は、AO関節(頭蓋と頚椎の接合点)に脊椎のてっぺんのまわりに集まる小さなひとつの筋肉群があることに気がついた。
・・・中略・・・
これらの小さな筋肉の機能は頭のバランスをとるためのものであると、主張した。
・・・中略・・・
これまでのところ、いかなる権威ある筋からも、マードックのこの学説は、証明も反証明もされていない。マードックが正しかろうとなかろうと、頭が首と背中との関係において正しく方向づけられるやり方は、からだ全体を通して筋肉の伸縮のありようを決定づける重要な要素であり、これによって、身体機能がはたらくのである。

アレクサンダー・テクニークある教師の思索P93,94

<本文中に関連するリンク>

頭と首と背中の関係が身体全体の機能を左右する(primary-control/プライマリーコントロール)に関する記事

首は楽に(direction/ダイレクション)に関する記事

masako

masako

アレクサンダー教師始めました。 東急東横線学芸大学の近くでレッスンします。

RELATEDたぶん、同じカテゴリーの記事だと思う

関連記事

PAGE TOP