5月、Workshop F.M.アレクサンダーのストーリーを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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有声子音からaへ[2025/1/12に内容を追加]

アレクサンダーとフースラーとヴォイスワーク

有声子音のときは大丈夫なのに母音になったとたんに声が落ちてしまう。「zzzzz」から「za」を経由して「aaaaa」になるときです。「zzzzz」のときに既にnon-doing(《不必要なことは》何もしない)であることが前提です。ゆっくり歯と唇を離していきながら、他のどこも変えない、余計なことはしない、non-doing(《不必要なことは》何もしない)のままでいます。歯と唇を離していったから、歯と唇の振動がなくなっただけ。歯と唇を離していったから、歯と唇の振動音が聞こえなくなっただけ。その結果「aaaaa」になればいいのです。

そのときに起こってしまう、よく言われる、声が落ちてしまう。この表現、アレクサンダー・テクニークのレッスンでもよく聞きます。

アレクサンダー・テクニークのレッスンで、立っているときは良かったのに、座ろうとした瞬間に身体がupを忘れて落ちてしまう。これも、立っているときにnon-doing(《不必要なことは》何もしない)でいられれば、本来はupを忘れないでそのまま関節を曲げていってその結果座ることができるのです。

「zzzzz」が良いものであったのならば、そのときに持っていたupを、歯と唇を話していったときに忘れていってしまうのかもしれません。このupは頭蓋骨、顔とか頭周りのupなんだろうな。それも表面だけではないやつ。

[以降2025/1/12追加文]
zaのその後は次のリンク記事にて

<本文中に関連するリンク>

不必要なことは何もしない(non-doing/ノンドゥーイング)に関する記事

頭が前へ上へ(direction/ダイレクション)に関する記事

masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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