串打ちの仕事は、自分の周りに必要なものを並べてそこから動くことなくひたすら刺します。右手と左手の役割が違うから脚も左右対称ではないほうがいいのかと思ってテーブルに対して斜めに立っていました。最初は良かったのですが、しばらくして右足の付け根が痛くなるときが時々現れては消えてを繰り返すようになりました。家で指圧用のボールを左右のお尻にあてたところ、右に頑張り続けている筋肉を発見。どうしてもそこの力が抜けません。
このままではいけないと思い、整骨院に行きました。そこで診てもらった結果、やはり、右足に頑張りすぎている筋肉が見つかりました。そして、テーブルに対して斜めではなくて、左右均等に真っ直ぐに立ってはどうかとアドバイスをもらいました。
それからは真っ直ぐに立って串打ちするようにしました。習慣になるほど長く経ってはいないので、修正しやすかったのかもしれません。それからは今のところ脚の痛みは出ていません。
何をしたのでしょうか。ただ真っ直ぐに立って串打ちをしただけではありません。最初に不要な緊張として現れる癖を取り除きます。まずは、股関節とそこをつなぐ筋肉とその周辺の組織を必要以上に緊張させないようにします。痛いところを意識し続けているとかえって良くない(緊張が抜けない)ので、その後は、その痛いところから意識を遠ざけます。前傾しがちなので、前傾する要因を除きます。後は下を見るときに首を固めないようにしながら、身体全体を使って(背中の筋肉群も使って)串を打ちます。腕だけで打たないようにします。
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不要な緊張を除く
痛いところから意識を遠ざける
前傾する要因を除く
首を固めない
首が長くなるように
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