「立つ・座る」という言葉を使うと、自分の知っている「立つ・座る」を誰もがやります。アレクサンダーのレッスンではいつもと違う新しい身体の使い方をしてほしいために、あえて「立つ・座る」という言葉を使わないで動いてもらいます。そして、「これが『立つ』です」「これが『座る』です」と教えます。
「あ・い・う・え・お」を言おうとすると、やはり自分の知っている「あ・い・う・え・お」を口にします。フースラーのレッスンを受けたとき、いつもと違う新しい身体の使い方をするために、別の違うところから身体を動かして結果「あ・い・う・え・お」を作って行きました。
フースラーを教えることはまだできませんが、フースラーとアレクサンダーは同じ考えでできるのではないかと思う理由の一つです。
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