今までに書いたブログには、思考と感情を並べて同じもののように書いていました。シアター・スコラのホームページを読んでいて、これは違うものだということを再確認したわけですが、必要に応じて今までに書いたブログは書き直していきます。
脳を通らないで直接身体に反応を起こすことを考えると、本来は本能なのだと思います。一方、脳を通っていたものが習慣となって脳を通らなくなったものもあるだろうから、人によって習慣・癖となっている感情もあるようにも思います。
ペドロさんの本によると、これは「近代心理学の父と呼ばれるウィリアム・ジェームズの提案」による見かたらしいので、もしかしたら諸説あるのかもしれません。
心は思考ではなく身体や感情に属します。
シアター・スコラHP Mimie/Object/Poetryマイム/オブジェクト/詩
「外界への内臓の反応を脳が解釈したもの」
実践アレクサンダー・テクニーク自分を生かす技術P122
・・・中略・・・
肉体に起こるこの反応がすなわち感情なのです。
・・・中略・・・
私達は、ある感情を表現するものとして身体的な感覚を経験するわけではありません。逆に、感情という語彙を使って、ある身体的な状態を語っているのです。
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シアター・スコラ(外部リンク)

このクラスは3ヶ月集中コースCert.1でのみ実施されるものです。<br>詩は言葉によって成されますが、詩は心から生まれます。<br>心は思考ではなく身体や感情に属します。<br>それがどんな超絶技巧でも、芸術は心から生まれています。<br>詩は言葉というフォームを用いた心の表現方法ですが、言葉以外のフォームでもそれは表現されるべきです。<br>舞台でそれは『空間と身体』をもって表現されます。<br>このことをマイムと呼び、私たち演者は深い理解をもって臨まねばなりません。<br>詩的表現によって舞台作品は深みを増し、面白みが生まれ、オリジナリティが生まれるからです。これは演出や演者によって生み出されます。
ペドロさんの本(外部リンク)
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