ダンスや歌のレッスンを受けていると、「お腹」が使えているかどうか、使えていなかったら「お腹」を使うように指導されることが多いです。
一方アレクサンダー・テクニークのレッスンではあまり「お腹」を言われることはなく、「背中」が使えているかどうか、使えていなかったらどうやって「背中」を使うのか、背中を意識の中に取り込むよう考えさせられます。
これは違うことをいっているのでしょうか。それとも、前から見たのと後ろから見たのとたまたま視点が違っただけで同じことをいっているのでしょうか。気になるのですが、私にはまだはっきりわかっていません。
[以降2024/10/1追加]
思い出したことが2つあります。1つ目はトレーニーのときに先輩から言われた言葉「お腹じゃなくて背中」。これからわかることは、本来背中の筋肉群を使う場面でお腹を使うものだと思い込んでいて、身体がそう動いてしまうということです。2つ目は大学の時の合唱団サークルのボイストレーナーの先生の言葉「お腹はふわふわでいい」。このとき既に反対のことを指示する先生が存在するのだということを認識してはいましたが、さて、それぞれの指示は何をあらわしているのか、どこから表現の違いが来るのかは謎で、そのために忘れられない言葉です。
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