床に横になって(ライダウン/lie-down)、両足を上に上げ、その両足を一緒にそれもゆっくり右に倒してもとに戻し、次は左にゆっくり倒してもとに戻す、というのを教わりました。倒していくときに、ぱたんと床まで落ちてしまうのは、そのときに使うべき身体(背中)が使えていないからだという説明でした。
実際にやってみると、右に脚を下ろしていくときに右腕を床に広げていると、床に落ちそうになる脚をふんばるのに右腕を床に押し付けてしまうのがわかりました。これは、おそらくやりたいことではないなと思いました。これを防ぐために、右腕を床に広げないで、身体の上に置くことにしました。そうすると、右に脚を下ろしていくときに、右腕を使えないので、身体を使うしかありません。そうだ、対角線の脚と腕だ、と思ったので、左腕を床に広げることにしました。すると、両脚を右に下ろすときも、そこから上げるときも、対角線の左腕を含む身体(背中)を使うのがよくわかります。同時に首が頑張ってしまうので、空いた右手をアレクサンダー教師の手にして自分の首が縮まないように首に置きました。
まだまだだけど、これでうまくいきそうです。そうしたら、以前、あんなに重たかった腕を上げるのに、重さを感じないで上げることができるようになっていました。1週間以上はかかったかもしれないけど。
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