4月、Workshop はじめてのアレクサンダー・テクニークを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
BLOGブログ
Something comes to mindあんなことやこんなこと

12

力が入らないようにと思っているのに力が入ってしまう

アレクサンダーテクニークとは

串打ちの仕事をしている間中、痛みが時々やってくる右の股関節をずっと意識していました。そこに不要な緊張を保ち続けている筋肉があることがわかってからは、あえてそこを意識しないようにしました。

ここでいっている力というのは、関節や筋肉とその周辺の組織の不要な緊張のことです。残念なことに、不要な緊張が起こらないようにと念じているだけでは不要な緊張は抜けません。そして、他を忘れてその関節・筋肉だけに意識を向けているとますますロックされてしまうのです。大事なのは、不要な緊張を除くために何をするか(何をしないか・何を考えるか)です。

不要な緊張を除くために考えることはまた少しずつ書いていきます。

学校で講義してくれたお医者さんの話から。脚気(かっけ)の検査に患者さんの膝の下を叩くものがあります。そうして、その足が自然に跳ね上がるかどうかを見るやつです。しかし、「これから検査をするぞ」とばかりに患者さんが膝や足を意識していると自然に起こることも起こらないそうで、患者さんにはわざと関係ない作業をしてもらってその間に膝下を叩いて検査をするとのこと。

つまり、自然に起こるべきことを起こすためには、そこばっかり意識していては駄目なのです。


<本文中に関連するリンク>

感覚的評価の不確かさに対する認識に関する記事

masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

RELATEDたぶん、同じカテゴリーの記事だと思う

関連記事

PAGE TOP