4月、Workshop はじめてのアレクサンダー・テクニークを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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池の鯉

アレクサンダーテクニークとは

アレクサンダー学校のトレーニーさんから聞いた話です。

池の鯉は、水の中で止まっているように見えても、水の流れに逆らい続けているということです。実際には身体を使い動き続けているのです。本当に身体の動きを止めてしまったら、水の流れに流されてしまうからです。

同じように、人間も立ったり座ったり(他の違う動きでもいい)しているとき、止まっていて何もしていないように見えても、実際には重力に逆らって上に向かい続けています。その、上に向かい続けることを止めてしまったら、重力の方向に落ちていってしまうからです。

鯉は、水の中で止まっていても明らかに尾ひれが左右に揺れるし、身体をうねうねさせているし、人間が見ると明らかに泳いでいます。でも、人間が地球上で生活しているときに上に向かい続けることを意識していないのと同じで、鯉も泳いでいるつもりはないのかもしれません。

もしも、池の鯉が人間を観察することができたら、何もしないで立っている人間が上に向かい続けるために身体を使っているのが見えるのかもしれません。


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masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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