4月、Workshop はじめてのアレクサンダー・テクニークを大岡山のメゾンドシャポーにてやります!
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接触が悪くて動きの悪い電気製品

アレクサンダーテクニークとは

以前の私は、字を書いたり消したりするときに、その作業をする腕と身体がつながっていなくて、肩が邪魔していました腕を固めて腕だけで書いたり消したりしていました。それでも書いたり消したりできてしまうために、これを変だと思う人はあまりいないかもしれません(アレクサンダー教師はこの時点で間違った自分の使い方をしていると判断できます)。しかし、これを繰り返しているうちに手や腕のどこかを痛めるようになったとします。

ほとんどの人は、まず、痛めた手や腕をやすめます。そうして、痛みがひいたら手や腕を使い始めます。けれども同じ身体の使い方をしていればまた手や腕は痛くなります。そうか、身体を使えていないんだ、という判断にいたり、腹筋背筋の運動を始めます。しかし、肩が邪魔をしているために、鍛えた身体の運動は正しくで腕に届きません。最悪手や腕は使えなくなることもあります。本来の解決方法は、邪魔をしている肩の不必要な緊張をやめることで、腹筋背筋のトレーニングよりも先にする必要があります。

掃除機や洗濯機などの電気製品のことを考えてみます。少しづつ動きがおかしくなってきたと思ったら、動かなくなりました。ほとんどの人は、それを電気機器メーカーに持ち込んでその原因を調べます。メーカーはいろいろ調べて、壊れているところがあればそれを直します。その中には、コンセントから通ってきた電気が何かの原因である部品から先に通っていなかったりすることもあるわけです。接触が悪かったり、ゴミが詰まっていたり。詰まっていたり邪魔していたものを取り除けば、そこで分断されていた電気が再び通って使えるようになります。これが、最初に書いたところの肩にあたります。

電気製品は、電気が通らなくなるとわかりやすく動かなくなります。しかし、電気の通り道が複数あって接触が悪いところから先に電気が通っている場所が残っているとします(電気製品の素人です)。すると、接触が悪いところから先はとりあえず動くけどガクンガクンと変な動きをするということが起こります。人間の肩が身体と腕の邪魔をしているために、身体の運動の働きが正しく伝わらなくても腕を使うことはできて、それをアレクサンダー教師が見てみると間違った使い方をしている、というのがこれに近いのではないかと思います。

人間は腕と身体が正しく運動の働きが伝わるようにつながっていなくても(アレクサンダー教師が言うところの)間違った自分の使い方にはなりますが、(本来使わなくてもいい筋肉がお手伝いしにきてくれるために、もしくはそんなに頑張らなくてもいい筋肉が頑張ってくれるために)腕は使えてしまうので、気が付きません(アレクサンダー教師はわかります)。肩が邪魔することで身体の働きが(正しく)腕に伝わらないだけなので、(レントゲンなどで)腕を調べても悪いところは見つかりません。そのうち腕が使えなくなると、今度は腕が故障してくるので腕を治療することになり、その原因が、肩にあるということは気が付かないままです。電気製品は調べてその原因を見つけてなおすことができるのですが、そこがわかりにくいのが人間です。(アレクサンダー教師からみて)邪魔をしている肩をそのままにして腹筋背筋運動をするのは、(電気製品の専門ではないので、表現が正しいかわかりませんが)接触が悪くて動きの悪い電気製品に流す電気の量を増やそうとしているようなものです。

アレクサンダー教師は、身体の働き(働いていれば、ですが)を腕(他の様々な場所でも同じ)に伝えるのを邪魔しているのがどこにあるのかを見つけます。その邪魔しているものを取り除くのは本人にしかできません。アレクサンダー教師はそれを教えるのが仕事です。


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動きの中の不要な緊張をやめる(inhibition/インヒビション)に関する記事

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masako

アレクサンダー教師始めました。 東急東横線学芸大学の近くでレッスンします。

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