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反動をつけて動くということは

アレクサンダーテクニークとは

足首・膝・股関節を折りたたんでしゃがんだ後、足首・膝・股関節を伸ばして立ち上がるときに、最初は床を手で押してその反動で上がらないと立ち上がることができませんでした。試しに手で床を押さないでやってみると、どうしたら立ち上がれるのか全くわからず何もできなかったのです。

そこで、起き上がる時に、頭・首・背中を不要な緊張(この場面では不要)で固めるることなく、反動をつけない起き上がり方を探しました。最初はお尻を持ち上げることで起き上がることができるのがわかりました。それでも不自然に身体を緊張させて固めているところがあったために、もっといいやり方があるはずだと他のやり方を探しました。すると、手を床につけて床を撫でるだけで反動をつけないで楽に起き上がれることにたどりつきました。そこからは少しずつ起き上がることのできる身体の動きの範囲を広げて行きました。今では反動をつけることなく、床に手を触れることもなく起き上がることができます。

階段を登るとき、手すりを持ってその手すりを引っ張る勢いで登るときがあります。私もやっていたし、子供もよくやります。遊んでやっているうちはいいのですが、いつもそれをやっていると、階段を登るときに使われるはずの筋肉が働かなくなっていきます。身体に悪いところがないうちは、反動をつけないで登ろうと思います。


<本文中に関連するリンク>

床を撫でるだけで楽に起き上がれたこと

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masako

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アレクサンダー教師始めました。 東急東横線学芸大学の近くでレッスンします。

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