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包丁で肉を切る時の新しい自分の使い方

串打ち

包丁で肉を切る時に、「鉛筆で線をひく」ように考えたらスムーズに包丁が使えるようになりました。スピードが上がったため、間違えて手の上に線をひくといけないので、頭の中の言葉を「包丁でまな板の上に線をひく」に変えました。

腕だけにならないようにして、切るときは身体をまな板に押し込むことなく、どちらかというと包丁がまな板に向かう反作用で身体が上に向かうようにしました。スッと切れるようになった結果、肉を切るときの「ザリザリ」感はあっという間に通り過ぎるのでほとんどわかりません。どちらかというとなんの抵抗もなく肉が切れるのが不思議でした。そこに肉があることすら忘れるくらいです。肉が視界に入ってきて「肉を切る」と考えてしまうと以前の切り方に戻りそうだし、これなら目を閉じても切れるんじゃないかと思って一回だけ試してみたのですが、間違えて手を切ると怖いのでやめました。

スッと切れるようになったので、反対に骨にあたるときや皮が逃げるのがすぐに伝わってきます。トレーニーのときに、よく先生から「情報をとりにいかないこと」と何回も言われました。これがそうかなと思いながら包丁を使っています。情報をとりにいかなくても、皮が逃げたり骨にあたるのは伝わってくるし、肉はなんの抵抗もなく切れます。今の地震が縦揺れだったか横揺れだったかのようにわかります。


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masako

masako

アレクサンダー教師始めました。 東急東横線学芸大学の近くでレッスンします。

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