4月、Workshop はじめてのアレクサンダー・テクニークを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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膝を伸ばしたまま開脚する

アレクサンダーテクニークとは

何をもって開脚したかということになるのかはわかりませんが、床に座って脚を開きます。この時点で開脚というのであれば開脚です。180度開かなくても開脚です。

以前は脚を開こうとした時点で、太ももと股関節をつなぐ筋肉が必要以上に緊張して縮み動けなくなっていました。今では、太ももと股関節をつなぐ筋肉が必要以上に緊張して縮むのをやめることができるようになったので、床の上で開脚してもそこは縮まなくなりました。

別のタイミングで「膝の裏にスペースをもって広く」と教わりました。それは今までもずっと言われてきたことではあったのですが、今言われるということは今の私の課題なんだろうと思いました。しばらくは膝の裏にスペース、膝の裏、膝、膝、裏、裏、スペース、スペース、とやっていたところ、開脚したときの膝近辺の様子が変わってきました。開脚したときの以前の私は、太ももと股関節と同様に、膝裏につながる筋肉(上も下も両方)が必要以上に(多分必要以上なんでしょう)緊張して固く縮み、筋張っていました。それが、いまでは開脚しても膝裏は自然に広がり、固く筋張っていた組織はなくなりました。

少し前には、ストレッチをして毎日両脚を広げていたら、確かに脚は広がっていったし、上体も床に近づいていったのは事実です。しばらくそれをやらなくなると元に戻るのも毎度のことでした。やらなくなるともとに戻るのは、自分の使い方を変えたわけではないからです。太ももと股関節をつなぐ筋肉を必要以上に緊張させ、膝裏につながる上からの筋肉と下からの筋肉を必要以上に緊張させたままだったために、ストレッチをやらなくなるともとに戻るのです。つまり、一見伸びているように見えますが、関節と筋肉は必要以上に収縮することをやめていないので、おそらく関節の可動域は狭いまま、そのまま脚を回すと関節を痛める可能性を含んだままです。

今の私は180度ではないけど、開脚したときにつま先から股関節につながる筋肉と関節が楽に広がるようになりました(まだ気づいていない何かが残っている可能性はあるけど)。自分の使い方の変え方がわかったので、おそらくそれを忘れていない限り、毎日ストレッチしなくてもできるはずです。しかし、頑張っている筋肉をやめただけなので、脚はまだ動きません。どうやって動かすんだー。


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masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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