椅子の上に座った状態で、(膝を伸ばしたままの)脚の動かし方を変えようとしていました。具体的には、(膝を伸ばした)脚を動かすときに股関節と太ももをつなぐ筋肉だけで動かそうとしているのをやめることです。
股関節と太ももをつなぐ筋肉だけではなく、違うところも使うのだと思って、膝か、ふくらはぎか、つま先か、と試していました。脚のどこを使うのだろうと思ってそうしているうちに、気が付きました。背中です。そうだ、背中だ。なんでこれに気が付かなかったんだろう。膝を伸ばそうが、膝を曲げていようが、同じように背中を使うのです。背中を使うと、今まで使っていた太ももの特定の筋肉を収縮させて固めることなく脚を動かすことができました。
椅子の上で脚を動かすときの問題は解決しました。おそらく、立っているときもおなじです。
しかし、床の上で開脚すると脚はまだ動きません。まだなにか気がついていないことがあるんだなー。
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