6-7月、Workshop 個人レッスンダイジェストを大岡山のメゾンドシャポーさんをお借りしてやります!
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パソコン作業とパームレスト

アレクサンダーテクニークとは

字を書くときに、肩を上げないことを考えたら指先と身体全体(背中やお腹やその他のところ)が連動して動き出したことがあります。

パソコンでキーボードを打つときも、今までの自分の使い方では身体全体が連動しないことに気が付きました。手と身体全体のつながりを感じることができるようになった今は、なんとかしてそこをつなげたいと思いました。そうして、自分の手首が机の上に乗っかっているのを見て、試しに手首を机から浮かせてみました。すると、今までにない感覚だったので少しとまどいましたが、しばらくすると馴染んできて、身体全体が連動し始めました。と同時に、腕も使っている感覚が生じたので、腕も使っていなかったんだな(手首から先だけ)と思いました。

手首を浮かせるので、人によってはその状態を保とうとして手首に力を入れてしまうかもしれません。そうすると、手首を受かせていても、手首で運動が遮られてしまうので、手先だけの動きになってしまいます。手首を固めっぱなしというのもあまりいい状態ではありません。

パソコンを使う人のために、パームレスト(リストレスト、ハンドレスト、アームレスト、どれが正しいのかわからない)があります。パソコンと自分の位置関係にもよると思いますが、不必要に手首を固めてしまう人には、その緊張をとくために使うのは意味があります。でも、パームレストに手首を完全に預けてしまうと、おそらく身体との連携はとれなくなると思われます。パソコン作業に負担を感じない人や、パソコン作業が多くない人には、そこまでする必要を感じないかもしれません。アレクサンダー教師としてはちょうどいいところを見つけたいものです。


<本文中に関連するリンク>

字を書くときに、指先と身体全体が連動して動き出したこと

関節の不要な緊張に関する記事

全身はつながっているに関する記事

背中を使うに関する記事

masako

アレクサンダー・テクニークのレッスンを目黒区にて 楽しくわかりやすく、伝えていきます。 2023年9月 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)の教師養成講座を卒業 2023年10月 STAT(英国アレクサンダー・テクニーク教師協会)認定教師の資格を取得 神奈川県立生田高等学校卒業 東京理科大学理学部応用数学科卒業 高校・大学・社会人と合唱を続け現在は楽器としての声を勉強中 1970年生まれ 1児の母

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