日常生活の身体・動きの基準をどこにおくか
首の痛みは首だけの問題ではなく、タイピングの不自由さは指先だけの問題ではありません。事故でも病気でもないのに、なぜか首を痛めてしまっている人は、背中の筋肉群が働いていない可能性があります。背中の筋肉群が働かないと、代わりに首がその仕事を担ってしまうのです。私たちの身体は、腕、脚、頭、胴体といったパーツの寄せ集めではありません。それらすべてが互いに影響し合い、連携して動く一つのつながったシステムです。身体の各部位は背中とつながることで、本来の機能を発揮します。そうして、それらはお互いに影響し合っているけど、お互いに邪魔はしない。楽に動けるように助け合うのがアレクサンダー・テクニークが考える良い自分の使い方です。